”門前の小僧習わぬ経を読む”

金色カジキの完売で笑いの止まぬ鮫島貿易の社長こと赤西凱は商い人生を振り返った 堺港を見下ろす参道の近くで育った幼年期に榊を山で刈って来て参道で辻売りしたのが商いの始まりだった 坊主頭の継ぎ接ぎだらけの着物を着た少年は生地蔵と拝まれお寺の参拝者は榊を買った その天性の商才を見抜いた初代の鮫島貿易社長にスカウトされ急死した社長の遺言で若干27才の社長として年商60億円で一部上場を目指していた

19/12/15 16:48:47
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