”トーキョー”

安保粉砕の竹藪から逃げ出してきた鮫島貿易の社長は毎朝のランニングで足には自信があったがキツネ目の男の走る速いことあっという間に追いつけなくなって首に巻き付けた赤い幟は一本の綱のようになった レインボー丸の船長と虹子もデモ隊の雑踏から抜け出して先に逃げる二人の野郎を追ったのだった *絵は日本橋のレストラン東洋のBランチ

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