”サンアントニオ”

昭和画廊は30坪ほどの正方形の空間で入り口はガラス張りで通りからは作品がよく見えた 画廊の中央にはヘイウッドのコーヒーテーブルが配置されて雑談まじえてお茶を飲みながら作品鑑賞できた 鮫島貿易の社長は緑茶を頂戴しながら”行っちまった”の掛け軸を鑑賞した 見れば見るほど野生的な絵であった 昭和画廊の美人オーナーはムッチリとした太腿を組みながら手を膝小僧に乗せながら美しい日本語で詳しく作者の意図を語る様子に鮫のような紳士は感心至極であった

22/06/06 07:28:55
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