”アケボノビール”

指名してくれてアタシうれしいわ ホステスはサービス業である お客様は神様である …

”網タイツパート2”

蒸し暑い夏の夜の始まり 舵木弦三はキンキンに冷えたビールをゴクリとやった まわり…

”クーラー”

キャバレー赤潮 夕方6時 店は繁盛している ほぼ満席の店内 いらっしゃませ 黒服…

”盆踊り”

札束を見たら 断る理由も消える舵木弦三だった もう絵に描いた餅ではなくなった デ…

”ゴールデンツナ”

茶封筒の中には 写真と札束が入っていた 写真は 金色のカジキマグロの大群がイワシ…

”竜宮城”

時は金なり あんさんに相談なんやけど 金のカジキマグロの伝説 聞いたことおまへん…

”チャーシュウ”

船長さん夜逃げしたあるよ ギャンブルで借金地獄 漁協長も困ってるあるよ 誰か買っ…

”渡りに船”

ラーメン はいラーメン一丁 はいお待ち 久しぶりだね景気いいあるか 海の匂いする…

”貿易風”

鮫のような紳士を まったく思いだせないでいる舵木弦三だった しゃあないですわ あ…

”ハンマーヘッドシャーク”

舵木弦三の振りむくそこに わて鮫島貿易の赤西凱いいまんねんと名刺を差し出した そ…

”デッキ”

新聞広告の女が昨夜この船で 網タイツを脱ぎ捨てたのかと思うと 蜃気楼を観ているよ…

”凪”

新聞の天気図とラジオ番組 その日の水先案内だ 漢字はほとんど読めない舵木弦三であ…