レインボー丸の船長と人魚はナイトクラブを後にしてホテルへと入った 虹子がフロントで宿帳に住所氏名を記入して部屋の鍵を受け取り振り向くと 舵木弦三が背広姿の男と立ち話をしていた 男は鮫島貿易の社長であった