レインボー丸の船長が手に持った竹竿は金色カジキを仕留める銛となり神保町のすずらん通りは大海原と化していた 大蛸の黄色い目玉がギョロリと漁師を睨んでいた 漁師はヤッケからワタリガニを放っぽり出した 散り散りに逃げだすワタリガニを大蛸は掴み取り7本の足は白鳥の湖ペアを巻き付けた足を始めに足一杯のところへレインボー丸の船長は片手で掴むのがやっとの大きなワタリガニを黄色い目玉に見せつけた これは旨そうだっぺ!大蛸さんよ!ほらやるぞ!とレインボー丸の船長が大蛸へ投げつけるのだった